4グラムの塩は30分で動脈硬化をもたらす - EUROPA(エウロパ)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

4グラムの塩は30分で動脈硬化をもたらす

2782.jpg

食塩(ナトリウム)はありとあらゆる食べ物に使われ、私たちが意識しなくても必ず摂取しているものです。オーストラリアの研究チームは、この食塩を4グラム摂取すると30分後に動脈硬化が始まることを突き止めました。

スポンサーリンク

引用:4グラムの塩は30分で動脈硬化をもたらす! 知っておきたい塩分過剰摂取の恐ろしさ ? ロケットニュース24(β)

塩分の取り過ぎは体に良くないと分かっていながらも、知らず知らずのうちに塩分を多く取ってしまうのはよくあること。しかし、そんな塩分過剰摂取の恐ろしさを如実に表した数字が発表され、世間を騒がしている。

その数字とは4グラムの塩は30分で動脈硬化をもたらすというもので、オーストラリアの研究チームによって発表され、アメリカの学術誌『American Journal of Clinical Nutrition』で紹介された。研究チームは今回の調査にあたり、16人の健康な成人に4グラムの塩を含んだ高塩分な食事と、0.3グラムの塩を含んだ低塩分な食事を取ってもらった。

以下の記事は、2011年3月10日に掲載した記事を再編集・加筆したもので、猛暑における塩分の摂取について考えていきます。

16人の成人に4グラムの塩を含んだ食事と、0.3グラムの塩を含んだ食事を取ってもらったところ、4グラムの塩を取った方は動脈が硬くなり著しく血液の流れが悪くなっていることが分かりました。またこの動脈が硬くなり始めるのは、食後30分から始まり1時間後にピークに達するそうです。

その前に「塩分を取りすぎると高血圧になる」という認識があったんですが、動脈硬化と高血圧はどのような関係なのか。

引用:高血圧 - Wikipedia
高血圧の合併症

高血圧が持続すると強い圧力の血流が動脈の内膜にずり応力を加えると同時に血管内皮から血管収縮物質が分泌されることで、血管内皮が障害される。この修復過程で粥腫(アテローム)が形成され、動脈硬化の原因となる。慢性的疾患は大きく 「脳血管障害」、「心臓疾患」、「腎臓疾患」、「血管疾患」の4つに分類され、高血圧によって生じる動脈硬化の結果、以下のような合併症が発生する。


つまり、塩分の高い食事をとると高血圧になり結果、上記のような過程を経て動脈硬化になるということなのでしょうか。そして脳卒中、虚血性心疾患、心肥大・心不全、腎障害、動脈瘤、閉塞性動脈硬化症、眼障害、高血圧緊急症、食後低血圧、高尿酸血症と沢山の合併症を招く恐れもあるそうです。

見出しにも書きましたが、ありとあらゆる食べ物に塩が使われているなか、塩分を摂取するというのは避けて通ることは不可能です。なにかいいものは無いか調べたところ、過剰なナトリウムはカリウムを取ることより排出することができるそうです。カリウムは野菜や果物に多く含まれています。

厚生労働省:「日本人の食事摂取基準」(2010年版)

カリウム:p192~194(PDF:306KB)
日本人はナトリウムの摂取量が諸外国に比べて多いため3,4)、ナトリウムの摂取量の低下に加えて、ナトリウムの尿中排泄を促すカリウムの摂取が重要と考えられる。


「根本的に塩をとらなければいい」と考えを思いついた方も中にはいらっしゃると思います。

塩 - Wikipedia

しかし、現在では、塩分の過剰摂取を恐れるあまり塩分を控えることが常識となってしまったため、極端な塩分の制限により塩分の不足が起こり、昏睡状態となって病院に運ばれる者や死亡する者も出ている。命を取り留めても、慢性的に塩分が不足していた場合、血中のイオン濃度を低いレベルで一定範囲に保とうとするように体が変化してしまっているため、一般的な塩分の補給量ではすぐに塩分が排出されてしまうので、長期間にわたって塩分を大量摂取する治療を行わなければならなくなる


塩を取りすぎても地獄、抑えすぎても地獄。塩であれなんであれバランスよく食べるというのが結局は健康に良いということみたいです。


以下は追記分2011年7月16日追記分

ここ数日の猛暑で塩飴など塩分を取る食品がありますが、これはどうなのか。日本人のナトリウム摂取量から考えるとこうなります。

3-2-1.高血圧
集団レベルでの観察では、血圧値を上昇させない食塩摂取量の平均値は3~5g/日であると考えられており、アメリカ高血圧合同委員会(第7次報告)、WHO/国際高血圧学会ガイドラインでは、高血圧の予防と治療のための指針として、個人レベルの食塩摂取量として6g/日未満を勧めている。日本高血圧学会ガイドライン(JSH2009)も食塩摂取量として6g/日未満を勧めている。

私たち日本人は1日あたりどのくらい食塩を摂取しているのか。

3-3.目標量の算定
平成17年及び18年国民健康・栄養調査における成人(18歳以上)の食塩摂取量(中央値)は男性で11.5g/日女性で 10.0g/日であった。性及び年齢階級別にみると、もっとも食塩摂取量(中央値)が高いのは男性の50~69歳で、12.2g/日を摂取していた。この値と高血圧の予防指針が示す6g/日との中間値は 9. 1 g/日となり…

というふうに、私たち日本人は食べ物から多く塩分を摂取することが多く、むしろ多く摂り過ぎている傾向があります。
ただし、高温環境での労働や運動時の高度発汗では相当量のナトリウムが喪失されることがある。多量発汗の対処法としての水分補給では、少量の食塩添加が必要とされる。と注意が書かれています。
炎天下の元、汗を垂らしながらの仕事やスポーツをする以外、基本的に3回の食事以外で塩分を補給する必要はなさそうです。

通常の食事による主なナトリウムの摂取源は塩化ナトリウムである。食塩の主成分は塩化ナトリウムであり、食塩相当量は次の式から求められる。
食塩相当量(g) = ナトリウム(g)×2. 54


参考:厚生労働省:「日本人の食事摂取基準」(2010年版)ナトリウム:p189~191(PDF:308KB)


Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
この記事へのコメント
コメントを書き込む

トラックバック

http://freeride7.blog82.fc2.com/tb.php/1567-54945cfe

Copyright © EUROPA(エウロパ) All Rights Reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。