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IAEA元事務次長「東電の不作為は犯罪的」

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 福島第1原子力発電所の事故をめぐり、国際原子力機関(IAEA)で元事務次長であるブルーノ・ペロード氏は、東電の不作為、つまり事故の対策をしてこなかったことは犯罪的だと述ました。

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原発の安全神話はなぜ崩壊したのか。安全といいながら何も対策をしてこなかった東電の犯罪的行為について、以下はMSN産経ニュース『「東電の不作為は犯罪的」IAEA元事務次長一問一答+』、他から抜粋したもの。

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写真:ブルーノ・ペロード
1993~99年に国際原子力機関(IAEA)の事務次長を務めたスイスの原子力工学専門家氏


MSN産経ニュース 「東電の不作為は犯罪的」IAEA元事務次長一問一答

--福島第1原子力発電所事故で日本政府がIAEAに事故に関する調査報告書を提出したが

私は事故後の対応について日本政府や東電を批判するつもりはないが、両者が事故前に対策を取らなかったことは深刻だ。特に、東電の不作為はほとんど犯罪的だ」


--なぜ、そう思うのか

「福島第1原発は圧力容器と格納容器が近接しており、水素ガスが発生すれば圧力が急激に高まる危険性が1970年代から指摘されていた。福島で原発の建屋はクリスマスプレゼントの箱のように簡単に壊れたが、スイスでは90年代に格納容器も建屋も二重するなど水素ガス爆発防止策を強化した」


--東電はどうしたのか

「当時、スイスで原発コンサルティング会社を経営していた私はこの作業にかかわっており、マーク1型(福島原発型)を使用する日本にも役立つと考えた。1992年ごろ、東電を訪れ、(1)格納容器と建屋の強化(2)電源と水源の多様化(3)水素再結合器の設置(4)排気口へのフィルター設置-を提案した」


--対策費は

「非常用の送電線は2千~3千ドル。排気口のフィルターは放射性物質を水で吸着する仕組みで電源を必要とせず、放射性物質の拡散を100分の1に減らせる。今回の震災でも放射性物質の拡散を心配せずに建屋内の水素ガスを排出できたはずだ。費用は300万~500万ドルで済む」


--東電の対応は

東電は巨大で、すべてを知っていると思い込んでいた。神様のように尊大に振舞った。東電が原子力安全規制当局に提出していた資料には不正が加えられていた。これは東電が招いた事故だ




そしてブルーノ・ペロード氏はこのようにも語っています。
「東京電力は少なくとも20年前に電源や水源の多様化、原子炉格納容器と建屋の強化、水素爆発を防ぐための水素再結合器の設置などを助言されていたのに耳を貸さなかった。天災というより東電が招いた人災だ

「地震や津波の被害が予想されるのに対策が十分でないと指摘した際、東電側は「自然災害対策を強化する」と約束したが、基本的な津波対策を怠っていた」

「チェルノブイリ原発事故はソ連型事故だったが、福島原発事故は世界に目を向けなかった東電の尊大さが招いた東電型事故だ

 過去に指摘され問題視されていた全て現実に起こってしまったということみたいです。水素爆発については1970年代に指摘されており、東電が何も対策をしてこなかったことが原因と述べています。これら東電社員、政府の人間が犯した“つけ”は、それらを野放しにてきた国民が払うことになりそうです。


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No.1806 - 2015-06-12 12:24

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