WW2特集 TK / TKS豆戦車 - EUROPA(エウロパ)

WW2特集 TK / TKS豆戦車

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TK(TK-3)とTKSは第二次世界大戦期に活躍したポーランドの偵察用豆戦車である。
TK(TK-3の名で知られる)はイギリスのカーデン・ロイド豆戦車Mk.VIをもとにポーランドが開発した豆戦車で、1931年に生産が開始された。TKSはTKから出力の高いエンジンに換装し、最大装甲厚を2mm厚くしたものである。(TKの装甲は8mm)

1939年には主砲を20mm機関砲にしたTKSの生産が始まったが、ドイツの侵攻を受けたため、24輌しか生産できなかった。



構造
車体は装甲版をボルト止めで繋げた構造で、表から見える部分のボルトの頭は三角錐状に加工されボルトは車内側から止められている。

車体内部はエンジンと変速機を中央に配置し、その両側に乗員が乗る構造で、乗員のすぐ隣にエンジンが直接置いてある。

エンジンから変速機ブレーキまで走行装置はフォードA型の部品を流用していた。そのため低コストで製造することが可能だった。

走行装置は、左右にフォードA型のドラムブレーキがそのまま付いており、右に曲がるときには右側のブレーキをかけると右側の回転速度が遅くなって左右の速度差で曲がる方式だった。この方式は曲がるときにブレーキをかけるため、曲がろうとすると減速してしまうという欠点があった。そのため、運転手は曲がるときにアクセルを噴かして速度を上げてから曲がるという操作を行った。変速機もフォードA型そのままの前進三段変速だった。

自動車用の非力なエンジンではあったが、車体重量1トンあたり16馬力強あるため、十分な馬力があった。

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専用の輸送貨車に搭載されたTKS豆戦車

戦歴
第二次世界大戦以前、ポーランドの装甲戦闘車輌の主力はTKシリーズであり、その大多数が機銃のみを装備し、対戦車戦闘能力を持たなかった。しかし、ポーランドの軍事史研究家ヤヌシュ・マグスヌキの研究によれば、1939年9月のドイツ軍のポーランド侵攻作戦において、当時19歳だったロマン・オルリック見習士官の乗るわずか1輌の20mm機関砲装備のTKSが、待ち伏せ攻撃で35(t)戦車装備の部隊に損害を与え13輌を撃破する活躍を見せたと言われている。

ポーランドの降伏後、TKシリーズは弾薬運搬や砲の牽引用としてドイツ軍に捕獲使用された。

引用元:TKS - Wikipedia



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