36光年先に最も地球に似た惑星を発見 - EUROPA(エウロパ)

36光年先に最も地球に似た惑星を発見

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Photo:地球型の太陽系外惑星の想像図
 地球から36億光年先に地球と同じような環境であるとされる太陽系外惑星を発見しました。この惑星は今後の調査次第で、最も地球に似た惑星の一つになる可能性があります。

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最も地球に似た惑星?『HD85512b』
 地球から見て36億光年先、帆座(ベラ)の方向に存在するHD85512bという名前がついた惑星は、これまで発見された地球外惑星で最も地球に似た惑星である可能性がでてきたました。
 この惑星を発見したのはチリにあるヨーロッパ南天天文台(ESO)に設置された観測装置HARPS(High Accuracy Radial Velocity Planet Searcher、高精度視線速度系外惑星探査装置)です。

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写真:HARPS 高精度視線速度系外惑星探査装置

HD85512bはどのような天体か
 この惑星の質量は地球の3.6倍、重力は1.4倍、ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)内を公転していると考えられ、惑星の表面部に液体の水が存在するぎりぎりの距離だといいます。その為、仮に水が存在していれば惑星の気候は蒸し暑く温暖であると考えられています。
 このHD85512bを太陽系に置くと金星よりも僅かに遠いくらいを公転していることになり、そのことから地球が得る太陽エネルギーよりも多いとのことです。

鍵を握るのは雲の量
 地球の気温を大きく左右しているのは雲です。地球の平均雲量は60%でHD85512bでは地表を覆う雲が最低でも50%を超えれば恒星からのエネルギーを跳ね返し加熱を防ぐことができるとハーバード・スミソニアン天体物理学センターおよびマックス・プランク天文学研究所に所属するリサ・カルテネガー氏は語ります。
 雲が生まれるには水蒸気が必要で地球と似た大気成分である必要があります。しかし、この観測装置では大気成分を特定するは距離が離れすぎてい観測することが不可能とのことです。

生命を育むために有利な条件をクリアしている
 「生命を育むために有利な2つの条件をクリアしている」と語るのはテキサス大学アーリントン校で天文学プログラムのディレクターを務めるマンフレッド・クンツ氏。

2つの条件
1.この惑星の公転軌道がほぼ円形で安定した気候が期待できること
2.中心星(恒星)HD85512は太陽と比較しても年齢が高く活動が活発でない

 この事から電磁気の嵐が惑星の大気に悪影響を与える可能性も低いものとみられています。また、この恒星系全体の年齢は56億年が経っていると見られ、太陽系の年齢の46億年を考えると「生命が発生し、進化するには十分な時間がある」とクンツ氏は語ります。
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写真:HD8551bの公転軌道

参考元:ニュース - 科学&宇宙 - 最も地球に似た惑星、第2候補を発見(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト


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この記事へのコメント
No.676 名無しさん 2011-09-02 12:04

よし行こう

No.1169 宇宙に興味があります 2012-10-01 13:43

ありがとうございます!!

36億光年先なので地球が滅亡しても逃げることが出来ない

と言っても過言ではないですね

ずっと気になっていたので親に聞いたら

金星と言われたので

もっと似ているものはないのか!?

と思っていたので少しすっきりしました

また色々教えてください

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