国際宇宙ステーション、無人運用の可能性 - EUROPA(エウロパ)

国際宇宙ステーション、無人運用の可能性

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 米航空宇宙局(NASA)は11月までにロシアのソユーズ有人宇宙船の打ち上げが行えない場合、無人でISSを運用する可能性があると発表しました。

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無人運用の理由
 ロシア連邦宇宙局は8月24日、プログレス補給船(44P=M-12M)を載せたソユーズロケット(ソユーズU)を打ち上げたものの、上段エンジンに異常が発生し打ち上げに失敗しました。この上段エンジンはFGロケットと呼ばれ、ソユーズ有人宇宙船の打ち上げにも使用されています。そのことからロシアは現在、補給船とソユーズ有人宇宙船の打ち上げを一時的に中断しています。

打ち上げに失敗したプログレスM-12M(プログレス44P)の打ち上げ時の映像


11月にも全員撤退の可能性
 NASAのISSプログラム・マネージャーであるマイケル・サファディーニ氏は「私たちはISSの運用を続けられますが、結局、ソユーズが打ち上がらなければ、無人でISSを運用するしかありません」とインタビューで述べています。今後、原因究明が長引けば11月にも全宇宙飛行士を地上に降ろすとしています。

1978年以来失敗なし
 今回打ち上げに失敗したソユーズUロケットは過去40年間で766回打ち上げられ、754回の成功を誇る世界で最も実績と信頼性のあるロケットです。複数あるプログレス宇宙船シリーズは過去に33年間、100機以上を打ち上げてきたものの、今回初めて失敗しました。

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写真:プログレス補給船(ロシア連邦)

プログレス補給船 - Wikipedia
 プログレス補給船は、ソユーズとほぼ同形状・同サイズ。宇宙飛行士は搭乗できず、ソユーズから生命維持装置や耐熱シールドなどを取り外すことにより重量軽減を図った。最大2.35トンの補給物資をISSに送ることができる。またプログレス補給船の推進モジュールを使いISSの軌道を押し上げることにも使われている。



プログレスM-12M(プログレス44P)の打ち上げ準備映像



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