対衛星レーザー兵器、ウイグル自治区に配備か―中国 - EUROPA(エウロパ)

対衛星レーザー兵器、ウイグル自治区に配備か―中国

4172.jpg

 8日、米誌ワイアード(電子版)は中国が新疆ウイグル自治区の天山山脈に対衛星レーザー兵器を密かに配備している可能性が高いと報じました。

スポンサーリンク

引用:レコードチャイナ:中国が対衛星レーザー兵器を新疆ウイグル自治区の天山山脈に配備か―米誌

2011年10月8日、米誌ワイアード(電子版)は、中国が新疆ウイグル自治区の天山山脈に対衛星レーザー兵器を密かに配備している可能性が高いと報じた。参考消息(電子版)が伝えた。以下はその概略。

中国はすでに宇宙空間の支配権をめぐる軍事競争に参加しており、これに勝つため、対衛星攻撃用のレーザー兵器を密かに研究・開発している。さらに衛星画像の解析で、こうした兵器が新疆ウイグル自治区の天山山脈一帯に配備されていることはほぼ間違いないことが分かった。

続きは引用先から

 引用先にも書かれていますが、中国が対衛星レーザー兵器を持っているということは、2006年にアメリカの軍事衛星が「中国の領内から照射を受けた」ということを発表し明らかになっています。この時のレーザー照射は衛星を破壊するものではなく、偵察機能を破壊、いわゆる目潰しすることを目的とした低出力のレーザー照射とされています。しかし、今回新疆ウイグル自治区に配備されたものが衛星そのものを破壊する高出力のものか、それとも低出力のものなのかは不明とのことです。

対衛星兵器
 アメリカの対衛星兵器(ASAT)は1950年代に実用化された写真偵察衛星の誕生と共に開発が始まりました。当初はミサイルを使い直接、または破片による破壊を行うように作られていたんですが、破壊された衛星の破片により宇宙開発計画に危険をもたらすとし、兵器の開発が中止されています。(ミサイルによる自国の衛星攻撃は行われた)

 ミサイルを使用した対衛星兵器はロシア(ソ連)、中国にもあるんですが、今回新疆ウイグル自治区の天山山脈に配備されているとされるのはレーザーを使った対衛星兵器です。こちらもアメリカ、ロシアにも同じような兵器があります。

 アメリカではMIRACL(ミラクル、Mid-Infrared Advanced Chemical Laser)という出力2メガワット(2,000,000ワット)とされる世界最高の対人工衛星レーザー兵器を開発しました。1997年、高度432kmの自国衛星に照射し無力化することに成功しています。
 しかしその後、わずか30ワットの低出力レーザーでも人工衛星の搭載機器を破壊できることがわかり、対衛星レーザー兵器開発の主流は低出力レーザーを使用した目潰しへと移ったとされています。

4171.jpg
MIRACLで使用されたSEALITE Beam Director (SLBD)


Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
この記事へのコメント
No.745 名無し 2011-10-14 19:56

俺が中心だ

コメントを書き込む
トラックバック

http://freeride7.blog82.fc2.com/tb.php/2247-f05cee99

Copyright © EUROPA(エウロパ) All Rights Reserved.