レビュー 『SRS iWOW 3D』を試す
2012-01-04|おすすめ商品

iPhoneやiPad、iPodに接続することで音質を向上させるというSRS Labs社製のアダプター『SRS iWOW 3D』を購入しました。音はどのように変わるのか、レビューです。
重要:2013年3月8日
現在、iPhoneのファームェア6.1以降ではアダプター側のファームウェア更新が出来ず、アプリ上のでモード切り替え等が使用不能となっているようです。
ファームウェア更新を回避する方法はこちらをご閲覧ください。
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Apple社のiPhone/iPod/iPadの30ピンコネクタに接続することで音質を向上させるという物になります。具体的に言うと、ハードウェアを挟むことで「音源素材内に埋もれたオーディオ情報を動的に探知・復元」するというSRS社の思想が入った製品になっています。

視聴機材:iPod touch MC011J/A(iOS5.0.1)、SRS iWOW 3D、Aurvana Air EP-AVNAIR
音質が劇的に変わる
実際に使い始めて1週間以上が経つんですが、正直言って「SRS iWOW 3D無しでは音楽は聞けない」というくらい、素晴らしい音を出してくれます。
「音源素材内に埋もれたオーディオ情報を動的に探知・復元」するとはどういうことなのか、一言で言うと「ドンシャリ系(低音と高音が効いた状態)」の音になるということです。iPhoneであれiPodであれ音質が良いとは言えず、個人的にはこもった音に聞こえます。本体についているイコライザーを使用しても“こもり”というのは解消されません。しかし、SRS iWOW 3Dを経由するこういったものが一切なくなります。
選べる音質は528通り
SRS iWOW 3Dは無料のSRS iWOWアプリをインストールすることで[Headphones]、[Speakers]、[Car]の3つの設定と、それぞれに[Wide Surround]、[Deep Bass]、[High Treble]のon・offの設定をすること出来ます。さらにiPhoneやiPod内部のイコライザー23個を組み合わせることで528通りの音質で聞くことができます。もちろんいずれの組み合わせにおいても低音と高音が効いたドンシャリ系が多いんですが、低音カットのような組み合わせも存在するのでどれかは好みの音質があると思います。
SRS iWOW 3Dのココがマイナス
まず、「サー」というホワイトノイズが入ります。ただし無音状態や小音量時に聞こえるレベルで音楽を聞いているときに気になりません。アダプターを抜き差しした時やアダプターに通電したときに「ブッ」と大きい音がします。そして最大の欠点はバッテリーの消費が早いことです。アダプターを着けた状態で丸一日音楽を聞きづつけるのはかなり厳しいと思います。
SRS iWOW 3Dアダプターはエフェクトをつける装置です。クリエイティブ製のサウンドカードやTHX TruStudio PROについている「CRYSTALIZER」、SRS社製のSRS Audio Essentialsを使用した時の音に近づくと言うとわかりやすいでしょうか。
「いまいち音に迫力がない」「低・高音が弱い気がする」「動画やゲームを迫力のある音で楽しみたい」という方は、SRS iWOW 3Dがオススメです。
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