メトロポリタン美術館の展示品、間違いを指摘した13歳 - EUROPA(エウロパ)

メトロポリタン美術館の展示品、間違いを指摘した13歳

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 今回は展示されていた地図のお話。アメリカのメトロポリタン美術館で展示されていた地図について、間違いを指摘した人はなんと13歳の少年です。相手が少年だけに美術館側に信じてもらえなかったといいます。

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 ニューヨーク市のメトロポリタン美術館に展示してあった地図を含む一枚の展示物。実は間違いがありました。展示してあったのは6世紀のビザンチン帝国の最大領土を示したもの。スペインとアフリカの一部が抜け落ちていることに、昨年の夏に同美術館を母親と一緒に訪れたベンジャミン・レルマン・コーディー君(13)は気付きました。

 どうしてこのことに気付いたのかというと、当時、学校でビザンチン帝国について習ったばかりでコーディー君は自分が正しいことが直ぐに分かったといいます。そこで、コーティー君は用紙に間違いを記入してフロントデスクに提出したものの、信じてもらえなかったといいます。

 しばらく経った昨年9月、美術館関係者から「指摘された間違いについて現在調査しています」と書かれた手紙が届いたといいます。今年の1月には、美術館のヘレン・エバンズさんから「ユスティニアヌス帝時代のビザンツ帝国の領土について、もちろんあなたの指摘が正しい」とメールが入ったようです。

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コーティー君とビザンチン帝国の地図

 エバンズさんの招待で2月に再び美術館を訪れたコーディー君。お礼も込めて今後公開される新しい展示品を先行して閲覧させてもらうなどしたそうです。エバンズさんはコーディー君に当時のビザンチン帝国の正しい領土地図の製作を依頼し、コーディー君は現在もその作業を続けているといいます。

 エバンズさんはコーディー君について「歴史学者の素質がある」とコメント。しかし本人は「グリーンウィッチに引っ越してカーショップを開きたい」と全く別の職業を考えているようです。

 歴史については新しく発掘された遺跡や古文書などにより、常に動いている分野です。今回作成されていた地図がこれら動いた歴史なのかは分かりませんが、おかしいなと思ったことは思い切って言ってみるもんですね。


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