ティーカップの皿、本当はこう使う?! - EUROPA(エウロパ)

ティーカップの皿、本当はこう使う?!

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 喫茶店で紅茶を注文すると必ず“皿(ソーサー)”の上にティーカップが置かれていますよね。そこで気になるのが、「いったい何のために皿があるか」ということ。調べてみると意外な歴史がありました。

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 ティーカップの皿と言えば、ティーカップを支えるように丸い窪みができているものがあり、「持ち運びしやすいようにこういった皿があるのか、紅茶がこぼれた時に机やテーブルクロスが汚れないようにあるのかその辺はちょっと謎ですよね。
 実は、本来ティーカップの皿は全く別な用途で使われていたというのが今回の記事です。

紅茶を注いでいた?
 なんとこの皿、本当の使い方は紅茶を注いで飲むためのものだったようです。要はカップの中身の温度を下げるため、皿に移し飲むというのが本来正しい飲み方だったらしく、現在はその名残としてティーカップと皿が出てくるようです。

 「さすがに無理があるだろ」と思ったのですが、ネットで調べてみると興味深いことがいくつか書かれていました。まず、ティーカップに取っ手が付いたのは18世紀の終わり頃です。そもそも、17世紀のティーカップは磁器製で中国から西洋に輸入されていたものでした(本来は船のバランスをとるための底荷だった)。これらは取っ手が付いていないのティーボウル(茶碗)で、当時は受け皿(ソーサー)がなかったらしく貴族たちが優雅に楽しみたいというニーズのもと、受け皿のソーサーがセットになったとのことです。
 ソーサーが登場したころは深みがある皿が多く、西洋の貴族たちは熱い茶を受け皿に移してからズルズルと音を立てて飲むという習慣がありました。この音を立てて飲むというのは当時の正式な礼儀作法であり、茶を出してくれた主人に対する感謝の気持ちを表していたといわれているようです。

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写真:1780年~90年頃に製造されたティーカップとソーサー。ソーサーには深みがあり、磁器製の“ただの器”のように見える。
デニム アンティーク ファニチャー

 ティーカップと皿にこんな歴史があると思って言いませんでした。とはいえ、現在は現在で“ティーカップの正しい持ち方”などと指の置き方まで言ってくる時代なので、今にあった飲み方をするようにしましょう。



参照元:ロケットニュース
紅茶の種類 ブランドカタログ


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