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タイタンの赤道付近に液体メタンの湖確認

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 大量の液体が地表面にある天体は太陽系には地球とタイタンだけ。そのタイタンも赤道付近はカラカラに乾いているとされていたんですが、土星探査機の画像からは赤道付近にも液体が存在することが確認できました。

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赤道にもあった液体
 雨が降り川があり、湖がある天体。このような気象現象があるのは実は地球の他に、土星の衛星タイタンでも確認されています。ただし、循環しているのは水ではなく液体メタンです。

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画像:タイタン地表、川や湖が確認されている

 今回、最新の研究で明らかになった衛星タイタンの姿は、赤道付近にも液体メタンの湖があるということです。メタンの循環モデルはいくつも提案されていたものの、いずれのモデルで考えても、降雨だけで低緯度地域(赤道付近)に大量の液体が安定して存在することはありえないとされていました。
 アリゾナ州ツーソンにあるアリゾナ大学の惑星学者で、この研究を率いているケイトリン・グリフィス(Caitlin Griffith)氏はその理由として「低緯度地域の地表に溜まった液体はすぐに蒸発してしまい、大気循環で最終的には極地方に運ばれる。極地方には広大な湖が出現する。極地方の湖の存在は簡単に説明できるが、低緯度地域の湖は簡単には説明できない」としています。

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画像:衛星タイタン地表に点在する液体メタンの湖

 何故、液体メタンの湖は赤道にあるのか。グリフィス氏は「私たちが見つけた低緯度地域の湖の存在は、地下にメタンの源があって、それが地表にあふれて地面を湿らせている可能性を示唆する。つまりタイタンのオアシスだ」と述べています。

 今回見つかったメタンの湖についてグリフィス氏は「ユタ州のグレートソルト湖に匹敵する面積約2400平方キロの湖が低緯度地域に存在する証拠を見つけた。深さは少なくとも1メートルはある」「地球で言うと沼地にあたるような、足首から膝くらいまでの深さの小さく浅い池も、いくつか存在する形跡がある」としています。

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画像:地球とタイタンのサイズ比較

参照元:ナショナル・ジオグラフィック


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