アメリカ西部、干上がる。乾燥度と気温は観測史上最も高く - EUROPA(エウロパ)

アメリカ西部、干上がる。乾燥度と気温は観測史上最も高く

6036.jpg

小麦価格が上がっているとニュースで報道されていますが、これはアメリカが不作であることはご存知だと思います。この不作の原因が、現在アメリカを襲っている乾いた空気と気温です。

スポンサーリンク
U.S. Drought Monitor、いわゆるアメリカ干ばつモニターによると、現在アメリカの半分の地域が乾いた空気と異常なほどの高温に見舞われているといます。この大規模な干ばつにより、テキサス州のメディナ湖は水位が16メートル低下。同州の農業用水とサンアントニオ市の生活用水を供給する水瓶だったこの湖は現在完全に干上がっているといいます。2011年8月までの12カ月間には、同州の歴史で最も高い乾燥度と気温を記録し、現在も低降水量が続いているといいます。

ナショナル ジオグラフィック協会の淡水問題担当フェロー会員のサンドラ・ポステル氏は「過去75年間、南西部では居住者が増えて農業が盛んになり、ダムも建設された。当時は天候にも恵まれ、過去に例がないほど降水量が多かった。しかし今後は、そんな好条件は期待できないだろう」と、一時期の干ばつではなく長期に及ぼ可能性を指摘しています。

アメリカ南部の広い地域でも同様の干ばつに襲われ、平原地帯での放牧が不可能な状態だといいます。このため、牧畜業者は牛を売却せざるを得なくなり雑役用のロバが不要になった結果、そのまま放棄する例が後を絶たないといいます。

6035.jpg
写真:路頭に迷ったロバを多数保護するキース・ガントさん

参照元:ナショナルジオグラフィック


Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Copyright © EUROPA(エウロパ) All Rights Reserved.