遺伝子組み換えで蚊を根絶へ - EUROPA(エウロパ)

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遺伝子組み換えで蚊を根絶へ

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 蚊といえば血を吸い、吸われたら痒いという存在ですよね。しかし、これは日本の蚊に対するイメージであり他の地域は死を招く病原体を媒介する生き物として扱われいます。そんな蚊を根絶しようと登場したのが遺伝子組み換え技術です。

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 毎年3~5億人が感染し、その内数百万人がマラリアやデング熱という病気で死亡しています。これら病原体を媒介しているのは蚊です。最近はアフリカ地域だけではなく、アメリカのフロリダ州などでもデング熱が確認され09年には殺虫剤を大量散布したものの、15ヶ月の間に93人が感染しています。

 蚊の駆除方法は殺虫剤が使用されるんですが、今回イギリスの企業『Oxitec』が現代技術を用いた画期的な駆除方法を開発しました。それは遺伝子組み換え技術です。企業の研究所では遺伝子組み換えを行い、限定された方法でしか繁殖できないオスの蚊が作られました。この蚊にはテトラサイクリン系のある抗生物質がありません。研究所では薬を用いてオス蚊を育てているんですが、自然にこの蚊をばらまくと天然のメスの蚊と交尾したところで、抗生物質が無く幼虫は成虫になることが出来ず死滅。当然オスの蚊も寿命で死んでしまいます。

 この特殊な蚊は実際に撒かれており、ブラジルではネッタイシマカという蚊の数が導入されていない地域と比べ85%も個体数が減ったとしています。

マラリア - Wikipedia
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 マラリアを発症すると、40度近くの激しい高熱に襲われるが、比較的短時間で熱は下がる。しかし、三日熱マラリアの場合48時間おきに、四日熱マラリアの場合72時間おきに、繰り返し激しい高熱に襲われることになる。いずれの場合も、一旦熱が下がることから油断しやすいが、すぐに治療を始めないとどんどん重篤な状態に陥ってしまう。一般的には、3度目の高熱を発症した時には大変危険な状態にあるといわれている。


 抗生物質の無いオスの蚊を作り続けなくればならないことは間違いないんですが、意外と簡単に繁殖させることができるそうで、コストも余りかからず、何より殺虫剤を使用しないことから環境への影響は少ないとのことです。この蚊はブラジル以外にもマレーシアやケイマン諸島、パナマ、インドなどでもまもなく導入されるといいます。

参照元:WIRED.jp


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