新型火星探査車見た火星の姿 - EUROPA(エウロパ)

新型火星探査車見た火星の姿

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 先日、火星への着陸に成功したマーズ・サイエンス・ラボラトリことキュリオシティ。同探査車が撮影した最新の火星の姿を幾つか紹介します。

 2012年8月6日14時31分(日本時間)、火星のゲール・クレーターに着陸した新型火星探査車『キュリオシティ』が続々と火星表面の画像を送信してきています。今回はキュリオシティが撮影した現在の火星の姿を幾つか紹介していこうと思います。

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 こちらは地表から約2.1mの高さにある2メガピクセルのカメラで撮影した火星の姿です。130枚の画像をつなぎあわせ作られたパノラマ写真なんですが、火星の地表面の明るさは地球の半分程度しかなく、撮影時間が午後だったことから、公開された画像明るく処理し公開しているとのことです。
 写真には灰色っぽい穴が2つあることが確認できますが、これは着陸の際に使用したスカイクレーンの噴気で作られた穴になります。

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 上の写真を撮影したのがこちらのMast Camera 34-mmになります。キュリオシティから約2.1mの位置にある物体に焦点を当て、およそ数百ミクロンの単位まで撮影できるという性能があります。
 キュリオシティには同様なカメラがもう一台ついており、名前は『Mast Camera 100-mm』。文字通り100mmの単焦点レンスを備えたカメラで、性能としてはフットボールの競技場7つ分離れた場所から、フットボールとバスケットボールを見分けることが可能とされています。
 これらのカメラはキュリオシティの『頭』についているもので、左目の位置に34mm、右目の位置に100mmが搭載されています。

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 こちらはNavigation cameraで撮影した自身を中心に360度を撮影しています。Navigation cameraはMast Cameraの横に搭載され左右に4つあります。

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 キュリオシティ左前方の下方向に取り付けられたMars Descent Imager(MARDI)で撮影した地表の画像です。白丸で囲った小石のサイズはNASAによると約5cmとのこと。

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 Mars Descent Imager(MARDI)は2メガピクセルの広角カメラで、キュリオシティの耐熱シールドが分離する様子を撮影しています。

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 探査車左側の画像。本体上部には火星の小石が乗っています。

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 上の写真同様Navigation cameraで撮影されたキュリオシティのデッキ画像。

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 こちらもNavigation cameraで撮影された写真。奥に山脈のように見えるのはゲイル・クレーターの縁になります。

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 探査車後部に取り付けられたrear Hazard-avoidance camera(背面危険回避カメラ)で撮影した写真です。探査車とスカイクレーンが切り離されたあと、スカイクレーンが地表に衝突、その時に発生した煙のようなものが撮影されたとしています。

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 探査車に搭載されている各種カメラの位置です。探査車からは地球へ直接通信で500bps~32kbps、また火星を周回する人工衛星経由では2Mbpsの通信速度でデータや画像のやり取りをしています。

参照元:NASA
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