火星探査車キュリオシティ、川床の跡を発見 - EUROPA(エウロパ)

火星探査車キュリオシティ、川床の跡を発見

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 火星まで5億7000万キロ、約8ヶ月半の旅を終え火星に降り立った火星探査車「キュリオシティ」。この探査車により太古の川床の跡を発見したとNASAが発表しました。

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角が丸くなった石ころ
 NASA、米航空宇宙局は27日、火星で活動中の無人探査車「キュリオシティ」が古代の川床と考えられるエリアに丸い砂利を含む堆積岩を発見したと報じました。調査チームの地形学者ウィリアム・ディートリック氏によると、「(小石は)水流によって砕かれ、表面が滑らかになったのは明らかだ。水量や存在期間について、研究を進めていきたい」としています。

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 NASAはこれまで火星軌道上の探査機「マーズ・リコネサンス・オービター」により川が流れてできたとみられる扇状の地形を確認していたものの、大量に水があった直接の証拠が見つかったのは初めて。NASAによると、一時は人の足首から腰程度の深さの水があり、流れは秒速約1メートル。しかもその水流は、数千年~数百万年も続いたとも推測されています。
 この発見により、かつて火星は微生物などの生命を育む温暖な環境だった可能性があり、NASAは有機物など生命活動の痕跡が残されていないか引き続き探査を行うとしています。

 キュリオシティはゲール・クレーター内部にあるピース谷の扇状地で探査を行なっています。このエリアは火星の中でも地表面から4000mほど深い場所で、かつては川や海があったと考えられることから水に関係する痕跡、もしくは生命につながる発見が期待されています。

石を見つけたカメラ
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 今回、この石ころを見つけたのはキュリオシティーに搭載されている「Mast Camera 100-mm」です。カメラはキュリオシティの“頭”の右目に位置し、文字通り100mmの単焦点レンズにより、フットボールの競技場7つ分離れた場所から、フットボールとバスケットボールを見分ける性能があります。

参照元:ナショナル・ジオグラフィックNASA


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