成層圏からのフリーフォール、マッハ1.24を記録する - EUROPA(エウロパ)

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成層圏からのフリーフォール、マッハ1.24を記録する

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 生身の体で音速を突破することができるのか。アメリカ西部のニューメキシコ州で行われた音速超える自由落下に無事に成功し、マッハ1.24を記録したと発表しました。

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 アメリカで元兵士の男性フェリックス・バウムガートナーさん(43)は10月14日(アメリカ時間)、アメリカ西部のニューメキシコ州からあげられた大型の気球とカプセルに乗り込み、高度3万9000メートルからの自由落下に成功したと発表しました。

 フェリックス・バウムガートナーさんは高さおよそ3メートル、幅およそ2.4メートルのカプセルに乗り込み打ち上げから約2時間で高度3万9000メートルに到達。バウムガートナーさんはマイナス70度と大気圧に絶えれる特殊な与圧スーツとヘルメット、そしてパラシュートを背に自由落下に挑みました。
 主催者発表によると、落下を始めた高度は127,718フィートでパラシュートが開くまでの4分余りの間にマッハ1.24を記録、音速を突破することができたとしています。


動画が再生できない場合はこちらから(ページ下部)

 こちらが実際の映像になります。動画では1分30秒あたりから体の中心を軸に回転し始める“フラットスピン”が発生しています。地上で見守っていたスタッフの焦りも見られたんですが、バウムガートナーさんのコントロールにより回転が停止。その後は無回転で落下を続け無事に着地を果たしました。

 バウムガートナーさんは今から50年前に作られたフリーフォールの最高速度、最長時間、最高高度の世界記録を更新することが目標だったのですが、最終的な発表についてはしばらく時間がかかりそうです。

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過去のフリーホール
 一般的に知られている高高度からの自由落下についてはプロジェクト・エクセルシオという1959、1960年にアメリカが行った実験があります。これはアメリカ空軍が航空機からの安全な脱出法の研究の一環として行われたものです。

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写真:ジョゼフ・キッティンジャー大尉による自由落下

 当初、人型模型を使用した実験ではバウムガートナーさんが体験したようなフラットスピンが発生し、この時は200回転/分という速度で極めて危険であると判断されました。その後行われたアメリカ空軍のジョゼフ・キッティンジャー大尉の3回に及ぶ自由落下では、1回目の落下でスピン対策用のパラシュートが早く開きすぎたため、120回/分のスピンが発生し大尉は気を失い、自動的に開くパラシュートにより一命を取りとめています。

 最終的にプロジェクトで行われた実験の記録では最高気球高度・最高パラシュート降下開始高度102,800フィート(31,330 m、レーダー測定)、最長ドローグシュート降下時間4.5分間、乗り物を使わない最大大気中速度614 mph(988 km/h)となっています。

参考:NHKニュース,Mail Online


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