米、無人航空機同士の空中給油に成功 - EUROPA(エウロパ)

米、無人航空機同士の空中給油に成功

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 米国防総省高等研究計画局は改良型の無人偵察機RQ-4「グローバルホーク」2機を使用し空中給油に成功したと発表しました。

 中国網日本語版によると米国防総省高等研究計画局(DARPA)が改良型の無人偵察機RQ-4「グローバルホーク」(計2機)の近距離編隊飛行テストを完了したと報じました。具体的な内容は同無人機同士の空中給油技術の成功についてで、グローバルホークの連続飛行時間がこれまでの41時間から160時間以上に延長することができるとしています。

 本来無人機は空中給油を受けられるように設計されていなかったそうで、DARPAは2007年にNASAと協力し無人機に対し空中給油が行えるか検証にとりかかったそうです。約2年の実験を経て問題を解決し、今回の高度での給油実験に成功しました。なぜNASAが関わっているのかという点なんですが、以前お伝えしたようにNASAは気象観察用にグローバルホークを保有しており、長時間の観察が行えるようになるなどの理由があったのかもしれません。

 以下は今回行われた空中給油の写真です。
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 この写真を見る限りだとNASAのグローバルホークが使用されたようです。

空中給油
 飛行中の航空機が他の航空機から給油を行うことを空中給油といいます。初めて空中給油が行われたのは1923年6月27日(アメリカ陸軍航空隊)で、本格的に実用化されたのは第二次世界大戦後になります。今回は空中給油で見る主に2つの方式について紹介します。

フライングブーム方式
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 大型の爆撃機から最新鋭のF-22に至るまでフライングブーム方式で空中給油が行われています。具体的には給油機側がブームの動きを操作し航空機の燃料口(リセプタクル)に燃料パイプを挿し込み給油を行います。一度に大量の燃料を送り込むことができるという利点があります。

プローブアンドドローグ方式
 今回行われたグローバルホーク同士の給油はこちらのプローブアンドドローグ方式が採用されています。航空機から輸送機まで給油ポッドを取り付けるという簡単な改造で給油機になることができ、給油機のホースを増設することで複数機に対し同時に給油を行うことができます。
 欠点としては給油速度が遅いことと、給油を受ける側に飛行技術が必要なことです。

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おまけ
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1964年、米海軍所属の航空機3機による空中給油スタント飛行が行われています。

参考:サーチナWikipedia
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