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大繁殖した外来植物、蛾と魚により駆除される

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 兵庫県川西市のダム湖一面に小汚く広がった外来植物。年間30万人が訪れるというダム湖の景観が台無しになっていたんですが今夏、自然のサイクルにより景観が回復するという出来事があったようです。

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 ハイキング先としても人気のある兵庫県川西市の一庫ダムで水面を覆っていた外来雑種の水生シダ植物アイオオアカウキクサが突如姿を消し、元の美しい景観に戻ったと話題になっているそうです。このダムでいったい何があったのでしょうか。

 実はこの夏、大量の「ミズメイガ」という蛾の仲間が発生していました。それにより蛾の幼虫が大量に発生しエサである外来植物を食べていたといいます。しかし、自らの足場をなくす結果を作った幼虫はやがて水面に落ち、魚に食べられてしまったとみられているそうです。
 一庫ダムには約95万平方メートルの水面が広がっており、どうやって浮草を駆除するか関係者を悩ませていました。しかし、予期せぬ救世主の登場で「自然の神秘を見た思い」と驚きの声が上がっているといいます。

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写真:蛾と魚に駆除されたダム湖

 この浮草が確認されたのは去年の8月で、ダムの1kmほど上流で繁殖していたそうです。今年になるとダムの2割を覆う事態に陥り、7月には全体に広がっていたようです。このダムの水は兵庫、大阪両府県の8市町約60万人の飲料水に使われているだけに、 一庫ダム管理所には「水質に問題はないのか」などと心配する声が寄せられていました。

 同様の植物は大阪城の堀や淀川でも発生しているらしく、放置すると底に沈みヘドロの原因になる為問題視していたといいます。今後、蛾を使うという外来植物の駆除方法もでてきそうなんですが、大阪府水生生物センター主任研究員の内藤馨さんは「幼虫がそのまま成虫になった場合、それが害虫になる恐れもある」とし、蛾を利用するのは難しいのではと話ています。

アイオオアカウキクサ
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 水生シダ植物。浮遊性の水草で、水田や湖沼などに生育する。アイオオアカウキクサはアイガモ―アゾラ農法(アイガモ農法)でも使用される水草で、水草自体がアイガモの飼料になるうえ雑草を抑制する効果もあるということで、多くの人々の関心を集め、普及が進められている。アイオオアカウキクサは外来種であるアメリカオオアカウキクサやニシノオオアカウキクサ(アメリカ大陸で繁殖している変種)などから作られた雑種。
 日本に分布するオオアカウキクサは個体数が減少しており、絶滅危惧II類に分類されている。

参照元:読売online


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