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太陽の10兆倍の輝き、200万光年を超える宇宙ジェット

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 南半球で見れるテーブルさん座にある「PKS 0637-752」というクエーサーからは、距離にして200万光年を超える宇宙ジェットを放出しています。

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PKS 0637-752
 今から60億年前に誕生したPKS 0637-752。太陽10兆個分という桁違いの明るさを放つPKS 0637-752は「クエーサー」と呼ばれる天体に分類されます。これらクエーサーは銀河の中心の非常に狭い領域が明るく輝いていおり、その明るさは全宇宙のなかでトップ。つまり全宇宙でクエーサーよりも明るく輝く天体は存在しません。
 PKS 0637-752は他のクエーサーと同様に中心に超大質量ブラックホールを持っており、形はできていないものの、初期の銀河ではないかと考えられています。

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 オーストラリア連邦科学産業研究機構の「オーストラリアコンパクト電波干渉計(ATCA)」により観測されたこちらのPKS 0637-752。このクエーサーから伸びているのはプラズマガスなどからなる宇宙ジェットです。ジェットは200万光年以上の長さがあり、これは太陽系のある天の川銀河が20個が入る距離です。

 宇宙ジェットは複数の塊が連なったように見えこれを「ノット(kont:結び目:塊)」と呼んでいます。PKS 0637-752のノットは16万~36万光年離れているとみられています。ノットができる原因について戦闘機のジェットエンジンからでるようなショック・ダイヤモンドと似ていることから、宇宙ジェットも同様に断続的に噴出しているか、あるいはジェット内の何らかの衝撃波が塊を形成していると考えられています。

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プラット・アンド・ホイットニーJ58ジェットエンジンが作ったショック・ダイヤモンド

 以下の動画はハッブル宇宙望遠鏡が12年にわたり撮影した静止画像から作り上げた宇宙ジェットの放出。(写真は『HH 1』『HH 2』『HH 34』『HH 47』という天体を撮影したもの)



参考:WIRED.jp


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