電子ペーパーは目が疲れにくいはウソ? - EUROPA(エウロパ)

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電子ペーパーは目が疲れにくいはウソ?

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 「液晶ディスプレイに比べ、電子ペーパーは目が疲れにくい」などと話を聞いたことはないでしょうか。これは過去に発表された論文が元になっているんですが、実は他の研究では「大差はない」という論文が存在しているそうです。

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 電子書籍を読むとなると液晶ディスプレイもしくは電子ペーパーを備えた端末で読むことになります。両者の違いは何かというと、基本的に電子ペーパーはバックライトというものは備わっておらず、夜間や暗い場所での文字の認識が困難になるという欠点が存在します。しかし、「バックライトが無いため目に優しい」つまり、「本と同じだ」ということから「電子ペーパーは液晶ディスプレイに比べ目に優しい」と言われることもあります。

 もちろんこれは理屈ではなく、実際に研究し「電子ペーパーは目に優しい」とする論文がありそのように言われてきました。そんななか最近、Optometrist(検眼医)らの論文が載っているOpthalmic and Physiological Opticsにはこのような論文が掲載されました。

両方に大差はない
 この論文は10人の被験者から成るグループが液晶(初代iPad)と電子ペーパー(ソニーPRS-600)のどちらかで数時間読書し、その後、文字検索タスク、読書スピード、瞳孔対光反射といった客観的方法によるテストのほか、眼精疲労と全般的疲労の度合いについて主観的な質問を行いました。

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写真:PRS-600(SONY)

 結果は2種類のディスプレイでの読書に大きな差は認められず、それぞれのディスプレイでの読書の影響は主観的尺度、客観的尺度の両方で非常に類似していたといいます。
 なぜこれまでの“半ば常識”の目の疲れに差が出なかったのかというと、論文では解像度に最大の原因があるとしています。「これまでの研究では最新のテクノロジーを考慮をしていない」と指摘したうえで、解像度の低いディスプレイに映し出されたギザギザの見にくい文字を読むこと自体が疲労度を上げることになっていたということが論じられているそうです。

 「というか、読書自体目にいいとは言えないよね」と思ってしまったんですが、みなさんは自分の目を労わりながら秋の読書を楽しんでください。

参考:eBook USER


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