壊滅的な原子力災害が起きる確率は10~20年に一度 - EUROPA(エウロパ)

壊滅的な原子力災害が起きる確率は10~20年に一度

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繰り返される原発事故。これまで言われていた事故を起こす確率は数百年に1度などとされていたものの、実際は1979年、1986年、2011年と平均10数年という確率で発生しています。

1979年のスリーマイル、1986年のチェルノブイリ、そして2011年のフクシマと、1979年を起点にすると世界の原子力発電所は約10年おきに壊滅的な事故を起こしていることとなる。これまでの説明では、原子力発電所が事故を起こす確率は数百年に一度となるはずで、これまでに世界の原発で起きてきた事例は明らかに当初の想定とは異なるものとなる。

果たして、原子力発電所がメルトダウンなどの壊滅的な事故を起こす確率はどの位のものなのだろうか?

マックスプランク研究所のDr. Johannes Lelieveldは2012年に発表した論文「Global risk of radioactive fallout after major nuclear reactor accidents (doi:10.5194/acp-12-4245-2012)」の中で、原子力発電所が壊滅的な事故を起こす確率は、5,000 reactor yearsに1度だとする試算を明らかにしている。 Lelieveldによると、この確率は、U.S. Nuclear Regulatory Commission が1990年に公表した事故予想確率の200倍になるとしている。

BusinessNewsline
福島第1原発事故が発生してから来年3月で3年となりますが、これまで原子力発電所で発生した過酷事故については上記にも書かれているようにスリーマイル原発1基、チェルノブイリ原発1基、福島第一原発の3基です。

何れの原発もメルトダウンというあってはならない事故になっているんですが、このような事故が発生する確率は当初、5000炉年に1回(炉年=原発数×稼働年)とされていました。しかし、実際のところは200倍の事故が発生しており、大きく予想とは外れている形になっているといいます。

ちなみに、日本の原発に関しては電力会社が国に示してきた数値として1000万年に1回、関西電力大飯原発3、4号機にいたっては770万年に1回という確率になっています。
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