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道具を使って狩りを行うワニを発見

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米大学の研究チームによると、インドやアメリカに生息するワニの一部に木の枝を使った罠を用いて獲物を捕食するワニが確認されたと発表がありました。

テネシー大学の研究チームによると、インドやアメリカに生息するアメリカンアリゲーター(ミシシッピワニ)とヌマワニの2種は、鳥が巣作りを行う時期(3~5月)に限り、巣作りの材料になる木の枝を使い狩りを行っていることが分かりました。

これは学術専門誌「Ethology, Ecology and Evolution」で発表された論文で、元は2007年にインドのワニが口の上に小枝を載せて鳥が止まるのを待って捕食するという行動がみられたといいます。そこでテネシー大学の助教授が自国のワニについて観察を行ったところ、インドのワニと同じように枝を口の上に載せ狩りを行っていたことがわかったというものです。

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ワニが道具を使い一種の罠を使い狩りをするという新しい発見の他に、爬虫類の中で初めて道具を使う生物が確認されたと話題になっているといいます。また、人間以外の動物が季節要因に合わせて専用の罠を作って獲物を狩るという行動については史上初めて観察されたといいます。

アメリカアリゲーターを始めとする数十種類のワニの種類は通常は哺乳類、鳥、魚などの肉を中心に食べている一方、果物も食していることが分かっています。これは果物の種を広い領域に散乱させることにより、水際周辺の森林再生の役割を果たしている可能性もあるとのことです。

参考:Technobahn
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