中国の博物館、文化財の半数が腐食・損傷 - EUROPA(エウロパ)

中国の博物館、文化財の半数が腐食・損傷

E00165.jpg

古くから歴史がある中国では多くの文化財が博物館に収められているのですが、国が行った調査によると博物館所有の文化財の半数が既に腐食・損傷していると発表しています。

2014年2月24日、中国国家文物局の励小捷(リー・シャオジエ)局長は記者会見で、博物館などが所蔵する文化財の半数が腐食や損傷を受けていることを明らかにした。中国新聞網が伝えた。

それによると、国家文物局が2002年から05年にかけて行った調査で、所蔵文化財の50.66%が、程度は異なるものの腐食や損傷を受けていることがわかった。特に全体の16.5%に当たる230万件は状況が深刻だという。

Record China


中国といえば、過去の文化大革命で多くの文化財が破壊されてしまったのですが、今も残っている文化財について管理が行き届いていないというのは問題ですね。ただ、中国では文化財の保護の意識が高くないということが現状です。

具体的には2012年7月に行われた全人代で常務委員会執法検査グループが中国の「文物(文化財)保護法」の執行状況に関する調査報告を行っています。

そこでは中国で過去30年に消失した4万点を超える移動不可能な文化財(建物や遺跡など)のうち、半数以上は建築・土木工事で壊されていたと発表されました。また文化財の窃盗、盗掘、闇取引も深刻でひと目につきにくい遺跡は荒らされ放題になっており、また博物館内であっても管理体制が甘く紛失や盗難事件が起きているとしています。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Copyright © EUROPA(エウロパ) All Rights Reserved.