植物がもたらす癒しの効果、それは宇宙でも - EUROPA(エウロパ)

植物がもたらす癒しの効果、それは宇宙でも

E00167.jpg

今後100年の内に多くの人が宇宙に旅立ち、国の機関は更に遠くの宇宙を目指すようになるでしょう。長期間宇宙に滞在する上で問題になるのは実は技術ではなく『人間である』という研究もあるのですが、その人間を癒やす効果がある植物についての記事です。

スポンサーリンク

 NASAの将来のターゲットとして火星が注目を集める中、“宇宙温室”の可能性について真剣に検討するよう促す研究が発表された。

 オーストリア、ウィーン工科大学の宇宙建築家サンドラ・ハウプリック・モイスバーガー(Sandra Hauplik-Meusburger)氏率いるドイツ航空宇宙センターの研究チームは、飛行士たちの努力が報われそうだと最近発表したレポートで結論付けている。宇宙での植物栽培は実利を伴うばかりか、心理学的にもさまざまな利点がある。NASAが計画中の2030年代の有人火星ミッションなど、長期間の宇宙ミッション計画では真剣に検討すべきだという。

NATIONAL GEOGRAPHIC


冒頭にも書きましたが、火星といった深宇宙に今後人類が進出するにあたり問題になってくるのは実は人間です。要は長期間、閉鎖環境に閉じ込められた場合、精神面対し相当タフな宇宙飛行士であっても問題を引き起こす可能性が少なからず発生すると考えられています。

人間をケアするものとし、植物を使ってはどうかという内容がNATIONAL GEOGRAPHICの記事になるのですが、宇宙船で植物を育ているというのは食料問題を解決することと、ストレスの軽減に役立つとしています。

NASAの元宇宙飛行士、クレイトン・アンダーソン氏の話として、ISSの宇宙飛行士と地上の学生チームが同時にレタスとバジルシードを栽培する教育実験に携わった際には「植物が芽を出すと、かわいくて写真を撮りたくなる。なんと言っても、成長を見守るうちに張り合いが出てきて、精神が高揚するんだ」と宇宙での出来事を語っています。

宇宙における植物と宇宙飛行士の話しは他にもあり、宇宙で育てた植物を絶対に食べようとしなかった宇宙飛行士や、交代で育成するはずだったにも関わらず、暇があれば植物を触りだす宇宙飛行士がいたということはテレビなどでも聞く話です。

このようなことから『宇宙での植物栽培は実利を伴うばかりか、心理学的にもさまざまな利点がある』とオーストリア、ウィーン工科大学の教授は述べており、ミッションの成功に繋がる大きな役割を植物は秘めていると主張しています。


Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Copyright © EUROPA(エウロパ) All Rights Reserved.