致死率が高いウイルスの試験管大量紛失―フランス - EUROPA(エウロパ)

致死率が高いウイルスの試験管大量紛失―フランス

SRASウイルス

フランスのパストゥール研究所はSARSコロナウイルスが入った試験管2000本以上が何者かにより持ち去られ紛失していたことが明らかになりました。この失態をさすがに発表ができなかったのか紛失に気づいたのは今年の1月だったとのことです。

抗生物質効かない耐性菌が世界で拡大中だとか、サウジアラビアでは中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS)による死者数が100人を超えたとか物騒なニュースが相次いで報道されているが、このニュースも聞き捨てならないものがある。

フランスの権威ある生物学・医学研究所である、パストゥール研究所が、極めて致死率の高いSARSコロナウィルスのサンプル試験管を大量に紛失したと発表したそうだ。

カラパイア


今回紛失が確認されたのはSARSコロナウイルス、いわゆるSARSウイルスです。重症急性呼吸器症候群(Severe Acute Respiratory Syndrome)を引き起こすウイルスで中国や香港、台湾、シンガポールを中心に広がり、2003年3月12日にはWHOは世界規模の警報を出しています。
WHOの推計では致死率は14~15%で、感染し発症した場合38度以上の発熱、せき、呼吸困難など症状が現れます。

今回紛失したのは2349本のサンプル試験管なのですが、同研究所によると保存方法の困難さから拡散しばら撒かれる恐れは少ないとしています。合わせて発覚後過去1年半に渡り見習いを含む職員を調査したところ疑わしいところは無いとし流出経路はわからなかったとしています。

大量の試験管が紛失していたことに気付かず、不祥事を隠そうとしていたわけではないのですが発表があまりに遅いといういつものパターンになりました。
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