火星の渓谷を作ったのは水ではない? - EUROPA(エウロパ)

火星の渓谷を作ったのは水ではない?

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火星の大きな特徴として巨大な割れ目がありまよね。これはマリネリス峡谷と呼ばれるものなのですが、グランドキャニオンのように水により侵食されたのとは違う作用により形成されたという学者がいるそうです。

19世紀のイタリアの天文学者は火星を観測することで、火星には「運河」があると主張した。この火星の赤道近くにある特徴的な地形は深い渓谷「Valles Marineris」のネットワークは長さが4000キロ、幅200キロ、深さが7キロにも及んでいる。この巨大な渓谷を地球に当てはめてみると米国がすっぽりと埋まる程の巨大な大きさを持っているものともなる。

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現代になってから軌道上の衛星から火星を観測することができるようになり、この火星の渓谷は、地球にある流水で形成された渓谷と非常に良く似た特徴を持っていることが判った。

火星にあるマリネリス峡谷の形成には水による侵食で形成されたという考えが方あるのですが、火星周回軌道で化成地表面を観測しているマーズ・リコネッサンス・オービターのデータによると実はそうでない可能性があるとしています。
具体的には流水による浸食によって形成されたとする明確な証拠はこれまで見つかっておらず、代わりに地球でもみられるような溶岩による生じる可能性が高いことがが分かったというものです。

水による侵食マリネリス峡谷ができたとすれば非常に長期間火星では液体の水があったということになるのですが、最新の研究によるとどうやら違うのではないかと発表がされているとのことです。水による侵食ではないとしても『火星に水がなかった』という主張にはならないので、形成理由についてはやはり新たな探査機を送り込むという以外方法は無いのかもしれません。
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