見捨てられた数学の解法 - EUROPA(エウロパ)

見捨てられた数学の解法

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今から169年前に作られたある連立一次方程式の解法があるのですが、見捨てられていた解法に現代数学を取り入れることで高速で解くことができるようになる発見がアメリカの研究チームにより報告されています。

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スーパーコンピューターが登場するはるか以前となる169年前に作られた連立一次方程式の解法「ヤコビ法( Jacobi iterative method)」は、解に至るまでに時間がかかることから現代では有効性を失っている。しかし、 Johns Hopkins Universityの研究者により実際のところ、ヤコビ法は現代数学の解法よりも効率的で高速に解を得ることができることが判った。

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今回登場するのはヤコビ法とはn元の連立一次方程式E00005.gifを反復法で解く手法の1つとのことです。ヤコビとは数学者カール・グスタフ・ヤコブ・ヤコビ(独)の名前からとられたものです。

この連立方程式が見捨てられた理由は解に至るまでの時間がたの方式よりも時間がかかるという理由。しかし、ジョンズ・ホプキンス大学の研究者らはヤコビ法に現代数学の手法を取り入れることで200倍早く解を得られることが分かったとしています。

これにより現在使われる方法よりも高速に解を得られるということで、コンピュータに応用した場合、例えば演算に時間がかかる気象、設計などシミュレーション全般の処理速度を飛躍的に向上させることが可能だとしています。


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