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夜の焚き火は物語を生む

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ユタ大学の人類学者によると夜使用される焚き火の『明かり』により、人間は物語を語りだす効果があるという研究内容を報告しています。

人類は40万年前に「火(炎)」をコントロールできるようになったことで、食物を調理して食べるようになりました。火の影響はこうした食生活の変化だけにとどまらず、炎の明かりのもとで行われるコミュニケーションが人類の祖先の文化形成にも影響を与えていたことが、狩猟民族研究によって明らかになりました。

GIGAZINE

ユタ大学の研究者は電気といった現代文明と接点の少ないジュホアン族を被験者に、焚き火の明かりの元でどのような話が行なわれるか調査が行なわれました。

結果、日中の会話は私達が普段行っているような経済や土地の問題、他人への苦情の話が大半にも関わらず夜、焚き火の元ではその会話の81%が物語だったとのことです。

この研究は1970年後半から173日間、どのような会話が行なわれたか書き留めたものからわかったもので、同氏によると「炎が人々の心を拡張させて社会的関係の充足に貢献したと考えており、想像力を介して精神的理論を引き起こし、コミュニティにおいて協力や信頼関係の形成に重要な役割を果たしていた」とまとめています。

確かに夜の焚き火の前では、他人の悪口や愚痴ではなくそのような話をしてしまう雰囲気になるというのは想像してしまいます。もしかしたらこのような記憶や行動は古来、焚き火のに座っていた人たちが残した名残なのかもしれません。
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