消滅したイースター島の文明、環境の変化が原因 - EUROPA(エウロパ)

消滅したイースター島の文明、環境の変化が原因

E00334.jpg

モアイ像で有名なイースター島。西暦400~500年ほどから人が住み始め、1700年頃には衰退した文明なのですが、実はここまで衰退した理由について島の天然資源の減少や天候などに原因があるという研究が報告されているようです。

イースター島から住民が消えた学説のひとつが、新たな発見によって裏づけられた。ラパ・ヌイ(イースター島の現地語名)のポリネシア系住民は、環境条件による危機に直面していた。ヨーロッパ人の病気がやって来たのは、その後のことだった。

WIRED.jp

周囲60km、現在約3800人が生活しているイースター島。これまでの研究から西暦900~1600年の800年にかけモアイ像が作られていたことが確認されているものの、このモアイ像と同じく消えていったのは人です。

ニュージーランドのオークランド大学の人類学教授、セイン・ラディフォギッドらの研究チームが行った最新の研究によると、実はイースター島にある天然資源(主に木)、そして増え続ける人口と降水量の変化、及び土壌の劣化により食糧が作れなくなり滅んでいたことがわかったそうです。

科学者によるとイースター島は西暦1200年と1500~1600年に人口が増加したものの、1500~1600年には降水量に変化があり、島では増え続ける人口を支えきれなくなり文明は急速に衰退していったことが分かったとしています。その後1700年には西洋人がこの島を訪れたものの、既に部族抗争が繰り広げられており文明らしい文明は見られず石器時代に近いレベルのものだったという文献が残されています。

現在は様々な方法で食糧を得る方法があるものの、長らく作られたモアイ像が作られなくなった(そのまま放置された)ことを考えると当時限られた島での生活は相当な困難があったと想像できます。


Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Copyright © EUROPA(エウロパ) All Rights Reserved.