米、1950年代に計画していたソ連への大規模核攻撃 - EUROPA(エウロパ)

米、1950年代に計画していたソ連への大規模核攻撃

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第二次世界大戦後、大量破壊兵器は次々と生産されその結果核大国同士による全面核戦争一歩手前という極めて危険な状態にまで陥った時代がありました。今回は1950年代末、アメリカが旧ソ連に対し核攻撃の目標にしていた都市やその目標数が公開されました。

米紙ニューヨーク・タイムズによると、1959年ソ連と開戦した場合ソ連の軍事工場及びその工業都市へ大規模核攻撃を設定していたと報じています。

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記事によると、具体的には戦争の際「核兵器によりシステマチックに殲滅するため」、モスクワは179箇所、またレニングラード(現在サンクト・ペテルブルグ)には145箇所、東ドイツには91箇所への核攻撃目標としていたといいます。いずれの目標は工業都市としていたものの多くの住人が住む都市となっており一般人への被害は少なからずでる内容だったとしています。

ジョージ・ワシントン大学の歴史学者によるとこれまでもソ連を核攻撃するという計画は明らかになっていたものの、今回は米空軍が定めた目標リストが公開されたことがあったもののここまで詳しいのははじめとしています。

ただ、冷戦が終わったからといって目標となった工場や都市は現在も存在している場合が多く特に東ドイツ以外の攻撃目標については今現在も攻撃目標になっていると考えられます。また、同様の攻撃リストは核兵器を保有している国であればどこへ優先的に使用するかは既にリスト化されているものと考えられます。
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