地上の光を地下に、世界初の地下植物園―アメリカ - EUROPA(エウロパ)

地上の光を地下に、世界初の地下植物園―アメリカ

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自然の太陽光を地下に届け、地下に植物園を作るという企画で世界最大規模のクラウドファンディングプラットフォームで知られるKickstarterで出資を募集していたのですが、その後実際に植物園が造られた様子が報じられています。

もう使われなくなったニューヨークの地下鉄の廃駅を改造し、地下にも関わらず緑が生い茂る公園が「「LowLine」」です。2012年にKickstarterで出資を募集して以来、数々のメディアで「世界初の地下公園」として取り上げられたLowLineについて、その後の現状を取材したThe Vergeの記事が掲載されています。

世界初の地上から取り込んだ日光を伝達して地下の植物を照らす「地下公園」とは? - GIGAZINE


地下公園を建設したのは『LowLine』というチームです。このチームにはいずれも元NASAやグーグルの職員が加わっているというもので、既に使われなくなった地下施設を改造し公園や植物園にしようという活動を行っています。

今年、ニューヨークの地下鉄の廃駅を利用し地下公園を建設することに成功。現在は一部が完成した程度でまだ未完成なのですが、特徴はLEDなど人工照明ではなく集光器を使用した自然の光が届けられており敷地面積は1660坪ありそこには地下とは思えない自然光によると緑地が誕生することになるといいます。

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気になるのは建設にかかる費用です。LowLineの開発チームによると、この地下公園の開発費は4400万ドル~7700万ドル(約53億円~約92億円)にのぼると試算されており、この維持費に200万ドル~400万ドル(約2億4000万円~4億8000万円)かかるとしています。

この莫大な建設費用と維持費を支払える人や企業がどのくらいあるのかという点は引っかかるのですが、LowLineは建築家向けの新聞で「次世代の公園」などと評価されることがあり、今後CO2削減ということで家やマンション、会社の規模で植物を置く必要性が出てきた場合、このような方法が有効に活かされるようになるかもしれませんん。


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