反物質エンジンの開発、クラウドファンディングで投資募集へ - EUROPA(エウロパ)

反物質エンジンの開発、クラウドファンディングで投資募集へ

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反物質により推進力を得るという新型ロケットエンジン。この手のエンジンは映画やアニメのSF作品内でしか取り扱われていないのですが、実際に開発に向けて動き出している人たちがいるそうです。

SFドラマに登場する宇宙旅行を可能にする「反物質エンジン」。これを本当に開発するためのKickstarterプロジェクトが開始する。実現可能性の実証のために20万ドル、20〜30年でプロトタイプを製作するためにさらに1億ドルの投資が必要だという。

WIRED.jp


現在ロケットエンジンなど惑星探査等に使用されているのは化学ロケットというもので酸化剤の燃料を燃焼させ推力を得ています。一方、この反物質ロケットは素粒子の電荷などが全く逆の性質を持つ反粒子により構成される物質を指します。この反物質の反対となる物質と接触すると対消滅という互いの物質が完全に消えてくなくなるという不思議な現状が発生し、極めて莫大なエネルギーを放出します。
つまりこの反物質を大量に生成し、エネルギーを効率的に利用できれば宇宙船を高速で飛行することができ人類の恒星間航行も可能になるという内容です。

記事によると、生成コストは反物質1gあたり1000億ドル(約11兆円)ほどあれば作れるなどとしており、ケンタウルス座アルファ星という太陽系から最もちかい恒星に行くのに必要な量は17gあればよいと主張しているそうです。キックスターターで投資が呼びかけられているのは反物質ロケットエンジンのプロトタイプを作るというもので額は20万ドル(約2,200万円)で今後20~30年かけ開発するとしています。

ただ、この話は非常に胡散臭い話でありそもそもエンジンを開発する気はあるのか、そもそも20年の開発費用に20万ドルの投資で足るのかという疑問があります。集められやすい額と騙しやしい年数を設定しただけとしか考えられないのですが仮にキックスターター経由で投資が呼びかけられたところで開発計画が失敗してもクラウドファンディングサイト側は一切の責任は無く投資したお金は返ってくることはないので注意が必要です。
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