NASA、ロッキード・マーティンと共同で超音速機試験実施 - EUROPA(エウロパ)

NASA、ロッキード・マーティンと共同で超音速機試験実施

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次世代旅客機としてアメリカで研究が進められているのは超音速旅客機です。これは音速を超える時速1024km/h以上の速度で飛行する機体を目指しているのですが、超音速突破時に発生する衝撃波を和らげる研究・開発が続けられています。

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米ロッキード・マーティンは24日(米国時間)、NASAが保有する超音速に対応した風洞を用い、開発中の低騒音な超音速機「QueSST(Quiet Supersonic Technology) X-Plane」の風洞試験を発表した。試験は今後8週間かけて行なわれる。同社は機体に特殊な設計を施すことで超音速航行時に出る騒音の大幅な軽減を計画している。

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NASAが中心となり開発が進められているのは次世代超音速ジェット旅客機「Xプレーン」です。超音速旅客機といえばコンコルドが知られているものの、アメリカにおいては超音速突破時に発砲音のような激しい衝撃波(音)が地上の広範囲に届くという理由から同機に対し陸上での超音速飛行を認めない決定を下していました。

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そこで開発が進められているXプレーンではこの衝撃波をできるだけ軽減するというもので、具体的にはその機体形状を工夫することで超音速突破時でも衝撃波がほとんど発生しない設計になっています。ただ、実際に機体を作ってしまっては研究が難しいということもあり、小型のモックアップ機を使用しマッハ0.3〜1.6まで自在に空気の流れを作れる風洞を用いて試験が続けられます。

ロッキード・マーティンによると、試験は今年中旬まで実施するとしており、今後資金が集まり次第有人の超音速試験機を開発したいとしています。



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