出力は原発1基分、世界最大規模の蓄電施設稼働 - EUROPA(エウロパ)

出力は原発1基分、世界最大規模の蓄電施設稼働

image_23_20170522144845d15.jpg

ソーラーパネルなど再生可能エネルギーの普及にともない必要とされつつあるのは電力の蓄電施設です。そんな蓄電施設としては最大規模の出力を誇るものがカリフォルニア州の電力会社『SDG&E』が運用を始めています。

カリフォルニア州の電力会社『SDG&E』が今年2月より運用を開始したのは出力が120MW/hという蓄電施設です。原発1基分の出力は現在100MW/h程度の出力があると表現するとかなりの蓄電施設であることは容易に想像することができるのですが、いったいなぜこのような蓄電が必要となるのでしょうか。

カリフォルニア州の電力会社、世界最大規模の電力蓄電施設の運用を開始 - Business Newsline

カルフォルニア州といえば地理的な影響で再生可能エネルギーによる電力生産が活発な州なのですが、一方でソーラーパネルであれば天気が悪かったり夜間は発電できません。同じく風力も風の強弱で安定した電力の供給というのは原発や火力に比べると劣るものがあります。そこでこのような大規模蓄電施設を建設することで電力が足らない時や夜間はここから街に供給するというものになります。

蓄電施設はスマートフォンに搭載されているようなリチウムイオン電池により蓄電され、仮にフル充電の状態であればアメリカの標準的な家庭2万世帯分の電力を4時間にわたり供給する性能を有しているとのことです。ただ、比較的安価になった再生可能エネルギーについて普及すればするほどこのような施設は必須となることから、リチウムイオン電池を使用した蓄電施設というのは世界的にも珍しいものとなっています。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
Copyright © EUROPA(エウロパ) All Rights Reserved.