中国海軍ハリボテ空母「世忠(ワリヤーグ)」出航 - EUROPA(エウロパ)

中国海軍ハリボテ空母「世忠(ワリヤーグ)」出航

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 中国・大連港で修理されいてた空母「世忠(ロシア名:ワリヤーグ)」が曳航されながら出港しました。いよいよ中国の空母保有計画が進みだしたということなんでしょうか。

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■飛行甲板置かれた大量のコンテナとクレーン車
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中国は国産空母建造計画として、一部報道によれば2005年8月から空母建造に入るなどと言いつつまったく作られる気配がありませんでした。最近、また中国が空母を作るという記事を見た記憶がありますが、その後どうなったのか特に情報はありません。

では写真に写っている空母は何なのかというと、これはロシア海軍から実在しない「マカオの中国系企業」が「海上カジノ」として2,000万ドルで買い取ったものです。それが大連から出航したという写真です。この後、どこの港に入ったのかは不明です。

■修理中の「世忠」
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元々、この空母はソ連邦の物でアドミラル・クズネツォフ級(1143.5号計画型)として1985年に起工され、1988年に進水した2番艦です。しかし、1991年12月にソ連邦が崩壊。資金供給が止められ、船体が100%、機関が80%、その他の部分が20%と未完成のままロシア海軍に渡り放置されていました。その後、海外に売却されることになりウクライナに渡ったあと、海上カジノとして2000万ドルで中国に渡りました。しかし中国では“海上カジノ”として使用されることはなく、本来の目的である国産空母建造のための資料として徹底的に調査されたとのことです。

内部の装備はどうなっているのかというと、海外に売り渡される前に搭載済みの計器類は取り外され、エンジンはそのまま残されたもののパイプ、コード類は切断されました。そのため曳航されなが中国に向かったんですが、お約束の嵐に遭遇し曳航索が切れて空母が漂流するというパプニングも発生しています。

もちろんこのような状態なので、中国の正規空母としては断念されたと言われています。一部情報によると、練習空母としての改修工事が行われているともされ2009年中には完工される見通しみたいです。
どちらにせよ中国が空母を保有する(したい)という動きは正しいようです。

参考:クズネツォフ級2番艦「ワリヤーグ」(プロジェクト11436) - ロシア・ソ連海軍報道・情報管理部機動六課 - Yahoo!ブログ
ヴァリャーグ (空母) - Wikipedia


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この記事へのコメント
No.166 シア・クァンファ 2009-04-30 22:46

>この後、どこの港に入ったのかは不明

「大連船舶重工」のドックに入渠した模様。

No.719 名無しさん 2011-10-06 16:27

ロシアじゃないぜ、ウクライナだ

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